015月
2014
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たっち 平成26年 5月号

道草教育とAKB

子供たちは,AKBが大好きです。
AKBとは,テレビで人気を博しているAKB48のことではなく頭文字から連想される(A=あぶない・K=きたない・B=ばかばかしい)3つの言葉です。
本来子どもは,大人が見ていてハラハラするような高いところから飛び降りたり,わざとバシャバシャと水溜りに入って遊んで,服を汚してお母さんを困らせたり,道端に落ちている木の枝を見つけ戦隊者のヒーローになりきって振り回すなど,大人にとって,あぶなくて,きたなくて,ばかばかしいことに夢中になって遊ぶのが大好きです。
しかし,子ども達の遊びは,時代とともに変化し,家の中でじっと座ってテレビゲームや携帯ゲームで遊ぶ子どもが増えています。
友だちと外で体を動かして遊んだり絵を描いたり物を作ったりする経験も少なくなってきています。
本園では,幼児期にしか味わえない遊びの楽しさや,夢を持たせる豊かな活動を常に模索し実践に取り組んでいます。
その実践の一つ紹介いたします。
本園の自由遊びの時間は,道草教育の時間です。
道草のように,心が動かされ興味がある物に立ち止まりつい夢中になって遊んでしまうような子どものわくわく感を大切にした活動の時間です。
自分がしたい遊びを自由に選択し友達と目を輝かせ生き生きと過ごしています。
お部屋でおままごとをする子,お絵かきをする子,お部屋や廊下の本棚の前で本を読む子,遊戯室で鬼ごっこや運動をする子,先生たちは,子どもの遊びが豊かになるように一緒に遊んだり支援したりしています。

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